企業情報

ご挨拶

 日頃よりご愛顧を賜り厚く御礼を申し上げます。

 弊社は3年に及んだコロナウイルスによる行動制限、国境封鎖など困難な状況を乗り越え、リロバケーションクラブ会員の皆様、また約35万人のホテル会員の皆様に支えられ、今年で創業23年目を迎えることが出来ました。

 代表し関係者の皆様に熱く御礼を申し上げます。

 現在の地方における観光市場は決して良好な状態とは言えません。
 国内需要、インバウンド需要の回復により、旅行者はコロナ前水準に回復しておりますが、一方、大手資本の参入、また事業承継問題(後継者)、担い手不足、各種原価高騰など中小規模のホテル旅館は、今後さらに厳しい環境下となることが予想されます。

【地方観光の現状】
 ◆事業承継問題(担い手不足)→ ホテル旅館経営者の平均年齢は60代後半
 ◆大手資本による大規模投資 → 資金力、IT投資では比較にならない
 ◆ゼロゼロ融資の終了 → 今年7月からコロナ融資の金利元本返済が開始
 ◆地方の人材不足 → 若手の働き手が都市部に流出(地方の人口減少が加速)

<当社の使命>

 弊社は上場企業グループとして一定の資金力を有しておりますが、あえて新築主義ではなく、誰もやりたがらないターンアラウンド(再生分野)で観光を通じた地方の活性化など、地方の困りごとの解消を推進することこそ弊社の使命と考えております。

  私が創業以来、信念として持ち続ける思想それは
 「日本の魅力は地方にあり」ということ。

当社の基本理念は、
 ◇“今あるも”のを活かすビジネスモデル <新築主義の排除>
 ◇“地方創生”にこだわり抜く <リゾートエリアに特化>
 ◇“社員とその家族の物心両面の幸福”を追求する <健康優良法人認可企業>
 ◇“自然との共生”を通じて人類の発展に貢献する <SDGsの推進>
 ◇“世界から人を呼び込み”また、世界の観光を支援する <グローバル展開>

<担い手不足解消>

 弊社が地方の観光活性化の分野ではリーディングカンパニーとならなければなりません。例えばホテル旅館における人手不足は極めて重要な問題です。それを改善するために、観光従事者の処遇改善が必須だと考えます。
 当社は昨年から健康優良企業法人に認可を受け、年間休日120日、7連休×2回など業界では珍しい取り組みを開始しております。来年以降弊社の考え方や方針に追随するホテル旅館が増加してくることを期待しております。

<ホテル会員組織への取組み>

 昨年からスタートさせた「リロ ホテルズ&リゾーツ」は、1年間で約35万人の会員組織を形成することができました。今後も会員様をメイン顧客としたインセンティブ・プログラムを充実させ、世の中へ、より多くの喜びを提供して参る所存です。そして、今後も“古き良き日本の旅館文化を継承する”というテーマのもと、ホテル運営事業の展開をさらに加速させて参ります。

リロホテルズ&リゾーツ https://relohotels.com/

<コンサルティング事業>

  私たちがこれまで20年間で培ってきた会員権事業、ホテル再生事業などの経験値を活かし、地域観光の活性化を最大のミッションとし、幅広いBPOメニューの提供を行っております。
→OTA業務代行/支配人派遣/PMS販売/予約業務代行/購買支援など部分的請負

当社のコンサルティング事業における特徴は大きく2点
 ◇弊社運営施設で培った経験とノウハウを活用した支援
 ◇自社・グループ会社の優良会員の送客による支援

これらの強みを生かし、他社とは一線を画す独自のポジショニングで、地域観光の発展を推し進めて参る所存です。


最後に、観光が盛んであるということは世界が平和である証でもあります。
これからも、私たちの思想に共感いただける企業及び個人様との連携をさらに強め、世の中の様々な問題解決を推進して参る所存です。
今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和5年10月20日

株式会社リロバケーションズ 代表取締役社長

株式会社リロバケーションズ
代表取締役社長 兼(株)リログループ観光事業担当役員



役員紹介

取締役

象潟 貴昭

会員制事業
ホテル運営事業
統括責任者
【リロバケーションクラブ】
【リロホテルズ&リゾーツ】

執行役員

渡辺 俊輔

会員制事業
ホテル運営事業
副統括責任者
【リロバケーションクラブ】
【リロホテルズ&リゾーツ】

リログループ役員室
執行役員

梶山 暁史

新規事業開発室
業務執行責任者