代表コラム
2023.03.30
<コラム>【一蓮托生】Vol.17 地域活性化モデルへの挑戦①
<地域活性化モデルへの挑戦①>
各マスコミの扱いは小さいのが多少不満ではあるが、先日「文化庁が東京から京都へ移管」というニュースを目にした。これは明治時代以来の中央省庁の移転というビックイベントである。
京都市としては、明治時代の遷都からなんと155年振りの中央省庁の本拠地となったことが驚きであると同時に京都出身者としては何だか嬉しい気持ちもある。(笑)
2023年は、明治の遷都から続く東京の一極集中から転換期となることを期待している。
今回の文化庁移転は、地方創生の一環である側面が大きく、今後も同様の移転が出てくると考える。昨今の急速なIT化で、東京でなければならい必然性は今後も低下していくことでしょう。
私たちが思想とする地方創生が、民間以外でも加速することを期待して止まない。
さて、
私たちの取り組みにおける地方創生では、新たなモデル創出を進めている。
その第一号となるのが、島根県津和野町における取り組みである。
簡単に整理すると
<今回のケースの概要> 【津和野版】地域活性化モデル
・島根県と山口県の県境に位置し、江戸時代から山陰の小京都として津和野城(三本松城)の城下町として栄え、また豊かな自然と清流の恵まれた町である。
・しかしながら近年過疎化が進み、20施設あった宿泊施設は現在2か所のみとなり、人口減少や観光市場の減少が続いている。
・この状況を踏まえ、観光を起爆剤に町おこしができないかと考えたのがきっかけである。
・さらに、私共が目を付けたのが、日本国内には津和野以外にも素晴らしい観光資源と独自の文化を有する場所がありながらも、人口減少などの過疎化に苦しむ自治体が多くある。
・そこで津和野町をモデルに、
旅館再生
→自治体連携
→町(商店街等)の活性化
→宿泊客増加&施設増加
→雇用創出
→町内人口の増加
という好循環サイクルを創ることへの挑戦を開始した。
次号で具体的な取り組みや成果、課題について触れていきたい
(生まれは舞鶴市)
事業管掌役員
(ピラティス等)他
※小さな力でも数が集まれば大義を為せる