代表コラム

2024.03.14

<コラム>【一蓮托生】Vol.41 地域支援事業の本格稼働について

4月から本格稼働をする、当社子会社の<株式会社リロホテルソリューションズ>の設立の意義や狙いについてご紹介していきたい。

 

まずは当社の歴史から辿っていくが、
さかのぼること24年前、当社の事業は会員制別荘事業からスタート致しました。
創業の思想は、「別荘のある暮らしを世の中に広める」こと。
当時の日本人の別荘保有率は人口の5%未満と一部の富裕層の方に限られていた。
これを「使う分だけ別荘を所有する」というわかりやすい内容で世に布教し、これまで24年間サービスを提供し続けてきました。※ポイント制タイムシェア別荘事業

 

その10年後、リーマンショックを皮切りに、世の中のホテル旅館からの支援依頼が急増し、リゾートエリアに特化したホテル旅館の再生事業を開始。これまで十数年で約50施設のホテル再建を手がけてきた。正直世の中にあるホテルコンサルなるものとノウハウは比にならない。

例えばホテルマーケティングを担う社員だけで60名以上在籍し、日々分析に分析を重ね成功事例を積み上げている。

※ホテル再生事業

 

事業のスタートはいずれも、世の中の問題や課題を解決するという視点であった。

 

そして今回も同様に現在の世の中の課題である、地方の人口減少、後継者不足、ノウハウ不足などを解決する目的で同社を設立。

 

一般的には、自社で培ったノウハウを他社に提供するなどご法度であろうが、当社の考えは真逆である。自社のホテルだけが儲かればそれでよいという発想は一ミリもなく、自社で培ったノウハウ(成功事例や失敗事例など)を他の施設様に共有することで、観光産業全体を活性化していくことこそが最上位概念である。

 

新会社の代表は、島田康平30歳と経験こそ乏しいが、なんとも胆力のある人物である。

旧ワールドリゾートオペレーションに新卒入社し、主にホテル現場の勤務から始まり、その後広島県にある子会社の執行役員として、地域創生に最前線で勤務した後、クオリティマネジメント部門の責任者を任され、数々の施設を生まれ変わらせてきた。その後DXによるホテルオペレーションの第一人者として、当該システムを当社ホテルに導入し、生産性を向上させつつ、CS面での向上を同時に実現してくれた。経験や年齢が事業を創るのではない。

その「何のためという思想」が事業を創り、そして人を創る。

 

当社が本格開始する地方のホテル旅館に特化したBPO支援事業に注目頂きたい。

■プロフィール■
氏名 
田村佳克 1973年生まれ
出身地 
世界に誇る観光都市 京都 
(生まれは舞鶴市)
兄弟 
3人兄弟(末っ子)
現職 
当社代表取締役 兼 親会社/
事業管掌役員
趣味 
ゴルフ、読書、体幹トレーニング
(ピラティス等)他
特技 
早寝早起き
座右の銘 
群軽折軸(ぐんけいせつじく)

※小さな力でも数が集まれば大義を為せる