SDGs活動報告ブログ

2023.01.17

温泉熱を利用したエネルギーコスト削減へ

当社は重油削減及び脱炭素の取り組みのひとつとして、当社が運営・管理する奥日光の温泉旅館「湯守釜屋」において、施設の熱源に温泉熱を活用する新設備を2022年末に設置完了いたしました。これにより重油消費量の大幅削減が実現いたします。

 

当社は、新築をしないリゾートオペレーターとしてこれまで全国のリゾート施設を再生して参りました。昨今大手資本の参入により、従来の建物を壊し新築でホテルや旅館を建設するという事業者が増加しています。

 

これらの現状に課題認識をする当社は、それらの課題を改善するため、従来の施設や設備を活用した再生手法の模索をし続けてまいりました。そしてこの度、当社運営施設のひとつである「湯守釜屋」において温泉熱を活用した重油消費量の大幅削減を可能とする設備の導入が完了いたしました。年間の重油消費量は170kLから46.3kL(73%減)を想定しています。

 

また、その他の施設においても運用効率の高いヒートポンプ給湯器の導入や再生エネルギーの採用などを順次開始しております。(※2022.07.21配信ニュースリリース:重油・CO2排出量削減への取り組みについて

 

今後も当社は地域活性化というテーマのもと、自然との共生、地球温暖化抑止を実現しながら世界中の方に余暇の拡大を推進してまいります。

 

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